【名前】 クルルヤック
【種族】 鳥竜種
【別名】 掻鳥
【弱点属性】 火(〇)、水(◎)、雷(〇)、氷(〇)、龍(〇)
【破壊できる部位】 頭、前脚
【出現エリア】 古代樹の森、大蟻塚の荒地
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
新大陸にて発見された新種の鳥竜種モンスター。
大型鳥竜種のような翼は持たないが、代わりに前脚が発達しており、物を持つことを得意とする。
この前脚を使って物を掻き出す様子から<<掻鳥>>という別名が付けられている。
大型モンスターとしてはやや小柄で、前述の通り翼は持たない。
太い後脚によって二足歩行を可能としており、空いている前足は細いものの発達している。
体の大部分を肌色や砂色といった地味な色の鱗や皮で覆われているが、前腕部と頭頂部には鮮やかな暖色の飾り羽が生え、抜け落ちた羽毛が痕跡として残されることもある。
頭部には堅く大きなクチバシを有しており、これを用いて啄んだり地面を軽く探ったりする。
クチバシや長い尻尾の先端はやや黒ずみ、外見上のアクセントとなる。
最大の特徴である前脚ではさまざまな物を器用に掻き出し、持ち運ぶことができる。
特にクルルヤックは草食竜の卵や飛竜の卵など大きな卵を好物としており、親の巣から両前脚で卵を抱え込んで盗み取り、安全圏まで逃れて捕食する姿が目撃されている。
また、外敵との交戦時には地面を探って素早く硬い岩を掻き出すことがあり、この岩を叩き付け、投げ飛ばして武器とするほか、素早く構えて盾として扱うことがある。
岩の特性を理解し道具として用いるクルルヤックの狡猾さが表れている。
また、脚には長い爪もあり、それ自体がある程度武器になるため引っ掻きなどの攻撃も行う。
岩を持つクルルヤックは手強いが、天敵に遭遇したり、スリンガーで攻撃を仕掛けることで、驚いた拍子に岩を落とすこともあるようだ。
普段の性格は温厚であり、ハンターと遭遇しても即座に襲い掛かることはない。
それどころか視界にはっきりと捉えていても警戒せず平然としていることも多い。
一方、外敵を見付けると岩を地面から掻き出して抗戦することがある。
岩を抱えたクルルヤックは気が大きくなっており、格上の相手でも積極的に攻撃を仕掛ける。
あのディアブロスに攻撃するほどだが、岩を落とすと一転して弱気になり逃げだすこともある。
大蟻塚の荒地などに棲息しているが、ゾラ・マグダラオスが新大陸へと古龍渡りを行った影響により、それまで生息が確認されていなかった古代樹の森にまで姿を見せるようになった。
普段は狩猟地内を徘徊する際もゆったりと歩き、穏やかに水を飲む姿も見られる。
空腹になると他モンスターの巣を目指して移動しはじめ、巣に到着すると卵を持ちだして走り、その場からの逃走を図る姿が頻繁に目撃されている。
安全圏に着くと固いクチバシを用いて殻を割り、満足するまで食べた後に卵を地面に捨て置く。
食べ終わった卵は痕跡として残され、新しいものであれば近くにクルルヤックがいる可能性がある。
雌の個体は繁殖期に2個の卵を産み、番はそれぞれ1個ずつ卵を抱え、孵化するまで持ち歩きながら生活を送る習性を持つ。
これは外敵や他のクルルヤックから自分たちの子孫を守るための策の一つと考えられている。
また、クルルヤックの卵は他のモンスターのものとは比較して特徴的な色彩を持つが、これも親個体が自分の卵を誤食してしまう事を可能な限り防ぐために進化した結果とされている。
なお、これもその誤食防止の生態の一環と考えられるが、基本的に親のクルルヤックは自分が抱えている卵が孵るまで食事を一切取らない。
しかし、稀に空腹に限界を覚えて自分の抱えていた卵を食べてしまう個体も存在するという。
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