【稼働開始日】 1994年10月
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ナムコ
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ナムコが1994年に発売した、ガンシューティングゲームでも対戦要素やパーティーゲーム的要素に特化した、バラエティーガンシューティングゲーム。
『スティールガンナー』『ラッキー&ワイルド』を手がけたスタッフが、「お祭りの射的のようにカジュアルに射撃を楽しめる作品」として開発した。
「大量の的を撃ちまくる」「的に素早く撃ち込む」「一発精密射撃」など、バラエティに富んだミニゲームを最大2人で同時プレイできる。
「練習」(4ステージ)「初級」「上級」「激ムズ」(各16ステージ)の難易度を選択、「○○を制限時間以内に××体撃て」のようなお題付きのゲームをクリアしていく。
難易度を選ぶとランダムに4つのゲームが配置され、好きな順番でゲームを選ぶことができる。
ゲームの成否にかかわらず、4つのゲームを全て選ぶと次の4ゲームが配置される。
なお、弾数制限のあるゲームや、難易度設定が上級以上でなければ出現しないゲームもある(「暗闇の犯人を○○人撃て」「ヒレを狙い○○点獲得せよ」など)。
全ステージをクリアすると、残ライフ数を含むスコアにより、各難易度ごとに異なる5つのランク付けがなされ、スコアがランクインした場合はネームエントリーとなる。
上級以上でノーコンティニュークリアであればスタッフクレジットが流れるおまけ付き。
ライフ制で、クリア条件を達成出来なかったり、爆弾や民間人の的、相手の色の的といった撃ってはいけない的を撃つとその度に1つ減る。
全て無くなるとゲームオーバー。
ライフ回復は8ゲーム後に入る、「小さな宝箱4つのうち1つを1発で撃ちぬく」ボーナスステージで4/2の当たりを撃ち抜けた場合のみ、1つ回復可能。
全体的にコミカル・バカゲー的な雰囲気で表現された世界観。
撃つ対象がガラスのように砕ける鳥だったり、人間(ギャングや忍者など)を撃つゲームでも絵が描かれた標的板として表現されており、暴力規制が強い海外でもそのまま輸出された。
ガンシューティングゲームにありがちな殺伐感をほぼ感じず、かつ1ステージもほぼ必ず1分以内で終わるため、誰でも気軽にプレイできる点などハードルが非常に低い。
マスコットキャラの『Dr.ドン』『Dr.ダン』の2人は公式愛称が「オヤジ」、外見も「ハゲ頭+極太眉毛とチョビヒゲを生やした低頭身の冒険家」と、妙にクセが強くバカゲー的で印象に残る。
しかも彼らを撃ってもミスにはならず、「Ouch!」という吹きだしと共に変な叫び声をあげ、ヒット扱いになる。
例えそれが彼らを危険から守らねばならない「オヤジを守れ」系ゲームでも。
BGMやSEもパーティー要素の強いゲームらしくバラエティに富んでおり、曲調もガンシューティングゲームらしくノリの良いものが多い。
作曲者は相原隆行、佐々木宏人、石川隆之の3名。
公式サウンドトラックもシリーズで唯一発売されたが、曲名の大半がふざけているのが特徴的。
ブローバック機能が付いた銃型コントローラー、通称『ガンコン』を初採用。
引き金を引くごとに銃のスライドがカチャカチャと動くため、銃の重さも合わせた照準のブレが発生し、カジュアルに本物っぽさやランダム性を感じられる。
数多く存在するガンシューティングゲームの中でも非常にカジュアルな雰囲気と、協力よりも対戦に特化した内容で一般層にも人気を得た良作。
2019年現在でもこのようなガンシューは他には無いことから残存数も比較的多く、銃の照準さえ合っていれば独特の面白さを体感できるだろう。
シリーズ作の何れも楽しく射撃の腕を磨ける作品となっているので、ガンシューティングゲームに興味のある方の入門作としても非常にお勧め。
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