【稼働開始日】 1994年10月28日
【発売元】 SNK
【開発元】 SNK
【ジャンル】 格闘ゲーム
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SAMURAI SPIRITS
概要 (説明は『Wikipedia』より)
彗星の如くゲーセンに登場し、瞬く間に絶大な人気を獲得した異色の剣劇格闘ゲーム『サムライスピリッツ』の続編。
通称「真サム」。
前作から1年余りでの新作となったが、グラフィックの全面的な描き直し、新キャラの追加に加え、新システムも多数盛り込まれており、非常に力の入った一作になっている。
この作品でサムスピ人気は最高潮に達し、前作を超える大ヒットを記録。
『餓狼伝説SPECIAL』や『龍虎の拳2』などとともにSNK・ネオジオの黄金時代を築いた。
ただし、蛇足感が強い新要素や対戦バランスの悪化により、対戦格闘としての完成度は前作にやや劣ると評されることが多い。
キャラは前作の12人からタムタムが削除され、新キャラ4人が追加されて15人となった。
ボタン配置は前作と同じく弱斬り・中斬り・弱蹴り・中蹴りの4ボタン。
弱中同時押しで強斬り・強蹴りが出る「擬似6ボタン制」が採用されている。
武器破壊技は本作の目玉要素。
前作には無かった超必殺技に相当する大技。
怒りゲージがMAXの時のみ使用可能で、基本的には怒り時間内なら何度でも出せる。
受け返しは、地上で相手が出した斬り攻撃が当たる直前にガードを入力すると画面全体が一瞬光って攻撃を弾き返し、約1秒間相手を行動不能状態にさせる。
秘奥義は覇王丸、ナコルル、ガルフォード、服部半蔵の4キャラのみが使用できる隠し大技。
格闘ゲームの「華」とも言える超必殺技に当たる「武器破壊技」の追加をはじめ、あっと驚くような隠し技や隠しキャラ、他作品からのカメオ出演など、大胆かつ遊び心のある演出が至るところに仕込まれており、プレイヤーを楽しませようとする製作チームの心意気がよく現れている。
特に、CPU戦にて特定の条件を満たすと、いつも審判として背景をうろうろしている黒子が乱入してきて勝負を挑んでくる(しかも技がSNK作品のパロディだらけな上に恐ろしく強い)という粋な仕掛けは語り草となっている。
グラフィックも全面的に刷新されており、前作の作風はそのままに、より生き生きとしたキャラの動きが表現されている(特に衣装が変わったナコルル、武器が青竜刀から石柱に変わった王虎などは一見して前作との違いが分かる)。
新キャラ4名はもちろん、既存のキャラも単に描き直されただけではなく、新しい必殺技や新しい動作も多数追加されている。
総じて、演出面に関しては発売前に高まりに高まった期待を裏切らない出来であった。
「どりあーッ!」「ずりゃあーッ!」「でゃりゃあーッ!」と、とにかく叫びまくる名ヒール、牙神幻十郎の人気が爆発。
前作で爆発したナコルル人気もさらなる絶頂に達しており、さらに主人公・覇王丸の存在感も大とあって、サムスピのキャラ人気はもはや留まるところを知らぬ勢いであった。
幻十郎の他にもゲーメストにて発売前の段階で伝説的なネタを作った「シゲル」ことズィーガー、スタッフが未来に生きていたとしか思えない世界観ぶち壊しキャラ・チャムチャム、女性キャラでありながら威厳と貫禄たっぷりのラスボス・羅将神ミヅキと、現在まで語り継がれる個性的な新キャラが揃っており、ゲームセンターを賑わせた。
キャラ一人一人の個性が非常に強く、良く言えばやり込み甲斐があるものの、悪く言えばややアクが強くマニアックな向きのあった前作。
しかし本作では全体的に強斬りの性能が良くなっており、ほぼどのキャラを使っても「強斬り一発でバッサリ!」というサムスピ特有の爽快感を手軽に味わえるようになっている。
ゲームの特徴上、前作同様「待ち」が強い傾向にはあるのだが、本作ではダッシュ投げが決まりやすくなったり、回避や間合い調整の細かい動作が可能になったりと、攻める側にも強みが増えた。
あえて初代サムスピを「ストイック」と言うならば、本作はより派手さ・とっつきやすさを増した「万人向け」と言うことができる。
前作で和風テイストを前面に押し出しつつ、環境音を多用することで高い評価を受けたBGMは、より聴きやすく正常進化。
和ロックの真骨頂たるガルフォードの「黒鮪」・黒子の「お調子六句」、直球の和風ナンバーである覇王丸の「男道」・狂死郎の「曲玉」、メロディが美しいナコルルの「自然の宴 春」、荘厳なクラシック調のシャルロットの「続 舶来女」・ミヅキの「邪神」、エンディングに相応しい愉快なナンバー「祭り極める」と、バラエティ豊かで粒揃いの楽曲がズラリ。
初代サムスピの爆発的な人気を受け、発売前から高い期待を寄せられていた中、満を持して登場した本作。
丁寧な作り込み、良い意味ではっちゃけた演出、魅力的な新キャラなどはその期待に十分応えるものであり、見事にシリーズ最大のヒット作となった。
一方でシステム面や対戦バランス面での粗が少々目立ち、前作よりも大味なゲーム内容になってしまったため、対戦格闘ゲームとしての出来はやや落ちるという評価が妥当かもしれない。
ただしそれは裏を返せば初代サムスピが奇跡的な作品だったということでもあり、お手軽にサムスピの醍醐味を味わえる本作はより取っつき易く、より万人が楽しめる一作になったと言えるだろう。
本作の成功で人気絶頂期を迎えたサムスピは続編として『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』、RPGの外伝『真説サムライスピリッツ 武士道烈伝』などを繰り出し、さらなる展開を図っていくのだが・・・
●ストーリー
暗黒神アンブロジァを復活させんと、世界に災厄を引き起こした天草四郎時貞は1人の剣士に滅ぼされ、その存在は史実に記されることはなかった。
復活した天草に深く関わった人間の1人、覇王丸はある晩、突然の闇討ちをうける。
たやすく首を取られる覇王丸ではなく、逆にその男を捕らえたのだが・・・
男はあきらかに何者かに、それも暗黒の力に操られていた。
そして、覇王丸に向かってこう言った。
「貴様の魂はいずれ奪ってやる…。あんぶろじぁ…復活。」
魔性の者が自分の命を狙っている。
天草と同じ暗黒の影を感じとった覇王丸は、剣技の師を訪れた。
覇王丸の話を聞いて師はいつになく険しい表情で覇王丸を見据えた。
「あやつには近付くでない。お前はたしかに強ぅなった。しかし、手をだすでないぞ。よいな。」
たしかに師は何かを知っている様子であったが、何も語らなかったし、覇王丸も聞こうとはしなかった。
その夜、久しぶりに師と酒を酌み交わした覇王丸は夜明けを待たずして旅にでた。
口元に不敵な笑みを浮かべて。
●登場キャラクター
・覇王丸(声 – 臼井雅基)
・橘右京(声 – 矢野栄路)
・ナコルル(声 – 生駒治美)
・ガルフォード(声 – 稲毛一弘)
・シャルロット(声 – 生駒治美)
・服部半蔵(声 – 臼井雅基)
・柳生十兵衛(声 – 坂井貴行)
・千両狂死郎(声 – 稲毛一弘)
・王虎(声 – 坂井貴行)
・不知火幻庵(声 – 矢野栄路)
・アースクェイク(声 – 臼井雅基)
・牙神幻十郎(声 – コング桑田)
・チャムチャム(声 – 千葉麗子)
・ナインハルト・ズィーガー(声 – コング桑田)
・花諷院和狆(声 – モンスター前塚)
・黒子(声 – 西村寿一)
・羅将神ミヅキ(声 – 生駒治美)
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