【稼働開始日】 1994年
【発売元】 セガ
【開発元】 セガ第3AM研究開発部
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
トロッコを模した筐体に座り、レバーで照準を操作して敵を倒すガンシューティング。
使用基板が「Yボード」基板から『ファイティングバイパーズ』や『電脳戦機バーチャロン』等で使われていた「Model2B」基板に変更。
グラフィックが擬似3D方式の2Dから3Dポリゴン化され、演出がより派手に、美しくなった。
筐体が一新。
モニターが50インチのプロジェクターになった他、可動シートの駆動機造が2軸から3軸に増えたため、前作以上に機敏な動きをする。
可動シートギミックの名称も「スーパーマジカルベンチシート」とグレードアップしている。
新筐体以外に前作の筐体や『ジュラシックパーク』で使われた筐体をコンバージョンしたものも存在する。
プレイヤーのライフが1P側、2P側それぞれ独立したゲージ形式になった。
これは『ジュラシックパーク』からの逆輸入となっている。
ダメージを受けた時の演出も「DAMAGE!」という文字が表示されるだけのものになった。
ライフの残量が少なくなるとライフゲージが点滅するものに変更された。
前作にもあったステージ分岐が増え、要塞に始まり工場や山村、遺跡に鉱山、雪原に渓谷、森林に市街地などとバリエーション豊かになった(隠しコースも存在)。
ただし途中で合流地点もあり、6面からは一本道。
全7面。
前作では各ステージに1体ずつ用意されていたボスは特定の面で出現する方式に変わった。ゲーム中に2体現れる。
それに伴ってゲームオーバー時の演出も『ジュラシックパーク』と同じく画面が停止し、ホワイトアウトするものに変わった。
前作のボスは改造を施したトロッコだったが、本作では主人公が乗るトロッコよりも遥かに大きい巨大戦闘車両が相手。
3Dポリゴン化の恩恵も受けて威圧感と迫力はどれも凄まじい。
BGMは「冒険モノ」の雰囲気に徹していた前作から一転して、アップテンポでノリがよいものが中心。
前作に存在したおバカな要素も健在。
今回は基板の力でおバカ要素がパワーアップ。
しかしながらやっぱり難易度が高い。
難しいとは言われるものの難易度は程よく調整されており、相当やりこめば1人プレイでもコツを掴み1コインクリアできるように調整された。
今までにリリースされているアーケードガンシューの中ではかなり攻略しやすいほうであり、固定式ガンコン系の中では簡単な部類に入ると思われる。
ステージ分岐もクリアするにあたって重要な選択であり、更にステージ内での隠し通路もあるのでそれらを覚えられればかなり有利な展開になる。
2回あるボス戦も、倒し方さえ知っていれば全く難しく無くなる。
ゲームをやればやるほど、道中のほうが難しく感じる程に。
前作から順当にグレードアップした作品。
前作ではコンティニュー前提だった難易度も一人プレイでもノーコンティニュークリアができるように改善されたため、やや厳しかった一人プレイも耐えられる作りになっている。
二人でワイワイプレイするのもよし、一人でノーコンティニュークリアを狙ってみるのもよしと完成度が高まった続編といえるだろう。
一方で前作共々、稼動開始から長年経過した大型筐体作品の宿命か、現存する筐体が少なくなってきているので、興味があるならば動いている内に一度プレイしておく事をオススメする。
背景の所々に開発スタッフと思われる写真が貼られている。
それを見つけながらプレイするのもまた一つの楽しみ方だろう。
ラスボス撃破後、隠しコマンドを入力するとエンディングで照準が出現し、主人公達の乗る飛行機を撃墜する事が出来る。
撃墜するとスタッフロールが変化し、誰も乗ってないトロッコを背景に「END OF THE LIFE」というBGMが流れる物になる。
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