【稼働開始日】 1995年
【発売元】 タイトー
【開発元】 タイトー
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1994年にてタイトーからリリースされ大きく評価された『レイフォース』や『ダライアス外伝』に次いで、1995年に登場したシューティング。
『レイフォース』や『ダライアス外伝』同様、当時のタイトーの最新基板「F3システム」にて製作された。
1人~2人同時プレイ、全5ステージ、一周エンド。
何といってもBGMの良さ。
これだけは他のタイトーシューティング名曲と比べても、全く遜色の無い出来。
壮大でいて哀愁感漂う、もの悲しげメロディが特徴。
道中の曲はどれも同じテーマをベースにアレンジが加えられている。
原則としてボスBGMは存在しないが、『ダライアス外伝』などで見られる、ボス戦到着との曲のシンクロ演出があり、不思議なトランス感を醸し出しているといえる。
難易度は同期のアーケードシューティングの中でも低い部類に入り、事故が起きやすいポイントさえ覚えればあまり苦戦するところが少なく、初級シューターにとっては優しいゲームである。
2P側のC機体がバグでショットの威力が倍なので、初級シューターはまずそれでプレイすると良い。
同時期のアーケードシューティングの中でも、大分大味さが目立つ。
全体的にゲームバランスがあまり練られておらず、適当に攻撃すれば大体は無難に進める反面、ミスすると初期パワーになりPアイテムをあまり落とさない為、一気に戦況不利に陥りやすいといったところ。
また、自機の当たり判定が見た目よりも大きめな上に、グラフィックがやや見辛いという、視覚的な問題もある。
ゲーム初めに三体の機体から自機を選択するのだが、その機体のパイロットキャラの存在がやたらと浮いている。
ステージ中では、硬派なSF世界観が舞台でコミカルさは無いはずなのだが、パイロットがどこかのファンシー系(他ゲームで例えるならポップンミュージックなどのそれに近い)なキャラデザイン。
しかもパイロットとは思えぬ容姿のキャラがほとんど。
某プレスリーのコスプレガイ、戦闘とは無縁そうな文学系三つ編み眼鏡っ娘、猫を引き連れたお姉様、といった面子。
単にゲームの出来が大味だったというのもあるが、いかんせん『レイフォース』や『ダライアス外伝』の後に登場し、劣った部分が大きく目に付いてしまったのが不運だった。
ただ、クソゲーという程の壊滅的な出来では決してなく、ショット&ボムのわかりやすい操作と、難易度を抑えた遊びやすさで、シューティングとしては無難に楽しめるゲームである。
本作はすでに倒産してしまったメーカー、東亜プランのシューティング遺作である『BATSUGUN』のスタッフがタイトーに移籍して製作されたという経歴があり、どことなく『BATSUGUN』との共通点が見られる。
バックストーリーが暗いゲームでもあり、アーケードのタイトー作おなじみの鬱ゲーとしての一面も見せている。
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