ダートダッシュ(アーケードゲーム◆ナムコ)

【稼働開始日】 1995年12月25日
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ナムコ
【ジャンル】 レースゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

1995年にナムコ(現:バンダイナムコアミューズメント)より稼動を開始したレースゲームである。

本作は、当時『リッジレーサー』や『エースドライバー』など、ポリゴンのレースゲームのヒット作を世に送り出していたナムコ(後のバンダイナムコゲームス)が開発のオフロード系のレースゲームである。

同時期にセガ社よりリリースされていた、同じオフロードレースゲーム『セガラリー』が、SS(スペシャルステージ)を1周して次のステージに移る構成なのに対し、本作では一周の中に複数のレグ(セクションとしてエリア分け)でステージのコースが構成されている。

ゲーム的な演出も多く見られ(詳細はステージ欄に記入)、クラッシュ時には、横転、パーツが外れたり破損などの演出も取り入れられていた。

使用可能な車は架空のマシンだが、車の挙動は同社のリッジレーサーとは打って変わって操作性はシビアであり、派手なドリフトは確実にタイムロスへと繋がる。

それ故にゲームの難易度は全体的に高目で、同時期に稼働のセガラリーには商業的に大きく水をあけられる形となっていた。

また、容量の関係で通信対戦機能は搭載されなかった。

2021年1月現在、家庭用ゲーム機への移植は無い。

トラックは五つのレグで構成されており、コイン投入後、スタートレグを選択する。選択したエリアから1周することで完走となる(初期設定は1周だが、設定の変更で2周も可能)。

スタート地点として選んだエリアによってBGMが変化する。

●ステージ

・第1レグ シティ
中国の大都会をモチーフにしたエリア。

・第2レグ ヒル
中国の片田舎をモチーフにしたエリア。

・第3レグ ジャングル
熱帯雨林をモチーフにしたエリア。

・第4レグ マウンテン
岩石砂漠のような岩山をモチーフにしたエリア。

・第5レグ スノー
雪原をモチーフにしたエリア。

●マシン

・デザートアロー (中級者向け)
デューンバギータイプの車
最高速は低いが安定性が高く、スピンしにくい。

・ブルードラゴン (上級者向け)
ピックアップトラックタイプの車
標準的な最高速とハンドリングを持つ。
加速力が若干デザートアローに劣る点と若干スピンしやすい為、中級者~上級者向けの車となる。

・レッドライトニング (激ムズ)
4WDスポーツカータイプの車
加速力、最高速ともに最高だが、テールが流れやすく、ラフなハンドル操作をすればいとも簡単にスピンする。
その上、カウンターの切り過ぎも厳禁である(いわゆるおつりをもらってしまう)。
四輪駆動でありながらアクセルやブレーキも含め、慎重に操作する必要がある。

●アーケード筐体

・SD筐体
ステアリング、アクセルペダル、ブレーキペダル、視点切り替えボタン、シーケンシャルパターンのシフトレバーが付いている。ステアリングは当時はまだ市場に導入されたばかりであり、同社のゲームでは『エースドライバー』で初対応であった反力機構(リアクティブステアリング)を標準搭載している。また1995年当時のレースゲームとしては珍しく大きめのサイズでもあり、ロックトゥロックは1.75回転である。

・DX筐体
デバイスはどれもSD筺体とは変更ないが、モニターがブラウン管ディスプレイから、大型のプロジェクタ(他のナムコのアーケードゲームにも使用され、「アリーナサイト」として単品発売もされていたものと同じ)に変更されている。また、専用のシートが新機構のエアスプリングを内蔵しており、これはゲーム場面に応じて可動するというもの。このため、SD筺体よりさらに臨場感を体感することが可能になっている。

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