クレオパトラフォーチュン(アーケードゲーム◆タイトー)

【稼働開始日】 1996年
【発売元】 タイトー
【開発元】 ナツメ、タイトー
【ジャンル】 落ち物パズルゲーム

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【中古】PSソフト クレオパトラフォーチュン

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発売日 2001/05/17 メーカー アルトロン 型番 SLPS-03187 JAN 4994964116302 備考 プレイステーション(Playstation)用ソフト 関連商品はこちらから クレオパトラ フォーチュン  アルトロン 

【中古】クレオパトラフォーチュン

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

古代エジプトを舞台にした落ち物パズルゲーム。

元はタイトーが販売していたカラオケ機「X-55」で配信されていた、『ピラミッドの中に棺やミイラ、宝石等を綺麗に詰めるボードゲーム』で、それを落ちモノパズルにしたのがこのクレオパトラフォーチュンである。

エジプトの絶世の美女「クレオパトラ」をモデルにした、コスプレが趣味な主人公の巫女『パトラ子』を主人公に据え、エジプトらしさを前面に出しつつコミカルに描いているビジュアルが印象的。

レバー+1ボタンで操作。

ボタンはブロックの回転。

フィールドには宝石、棺、ミイラが落下してくる。

それを同じく落下してくる岩で囲んで消すのがこのゲームの基本的なルール。

ただし、ミイラは同じ囲いの中に宝石もしくは棺が入っていないと消えない仕組みになっている。

ミイラが多めに出ても邪魔にならないように処理するのがクリアの秘訣。

要するに、「ミイラ」を「棺」や「宝石」といった副葬品と一緒に石材で囲んで墓を作る、というシステム。

また、補助的な要素として「同種のブロックが横一列に並ぶ」事でもブロックが消える。

これを利用して連鎖を起こすことも、ピンチを脱する事も可能。

囲んで消しにくい場合の対処法としても知っておいて損はない。

一般的な落ち物パズル同様、ブロックが中央最上段で詰まってしまうとゲームオーバーとなる。

一定の区切りのレベルでは、下に置かれた同一種類のブロックを全て消し去る「ピラミッド石」が落ちて来る。

追い詰められた時に一発逆転を狙える貴重な手段なので、是非活用したい。

一人用モードではステージセレクトを標準搭載。

最初から始めるか、途中から始めるか選ぶ事も出来る。

難易度が上がるほどミイラが出やすくなり処理に苦しめられる。

一人用モードはエンドレスではなく、エンディングが存在する。

レベル99を終える事がエンディングの条件。

一人用パズルモード以外にも、対戦モードも存在。

対戦は2本先取でプレイヤーの勝利となる。

古来からのドマイナーなボードゲームを、非常に優れたアイデアで落ち物パズルに生まれ変わらせた点。

囲んで一気に消す楽しさ。

後半はすんなり囲みにくくなるが、うまく処理出来た時の爽快感は大きい。

BGMはZUNTATAのSHU氏が作成。

古代エジプトをイメージしたもので、曲数こそ極端に少ないとは言え非常に美しい。

プレイ中のBGM「SHININ’ QUEEN」は落ち着いた曲調ながら中毒性が高く、かなりの名曲である。

全消しを達成するとマスコットのパトラ子がコスプレを披露してくれる。

これ見たさに全消しを狙いにいくプレイヤーが続出した。

通常のゲームよりも全消しし易い事もあり、高得点狙いでも全消しは必須。

デッドラインから偶然に全消しが成功した時の爽快感は相当なもの。

ルールが少し特殊。

本作では従来のパズルゲームと同じように同種ブロックを一列に並べて消す方法もあるが、岩で囲んで消すのがメインのルール。

そのため初めたての人にとって本作は「テトリス」や「ぷよぷよ」のように同じ色やブロックを一直線に並べるパズルゲームと思われがち。

故に取っつきやすいルールでヒットしていた同社の「パズルボブル」とは異なり、ゲームセンターでの寿命は短くなってしまった。

色とりどりの「ぷよ」や「バブル」が登場するゲームらと異なり、基本的に色合いが地味なのもマイナスポイントだろう。

積み重なった邪魔なミイラや棺等をうまく処理して立て直すのもこのゲームの面白さなのだが、焦るほど失敗するため初見ではプレイヤーの心を掴みづらい。

大連鎖時のボーナス配点が異常に高すぎるため、一回の連鎖でカンスト(9億9999万9990点)する危険性がある。

目新しさという点ではさほどでもなく、ルールも若干複雑なためとっつきにくさはあるものの、それを補って余りある妙な中毒性のあるパズルゲーム。

格闘ゲーム全盛期の時代に出されたため知名度は高くなく、アーケード歴史の中でひっそりと埋もれてしまっているが、プレイした一部のゲーマーの心にしっかりと「何か」を残し続けた作品であることも、また事実である。

パトラ子は密かな人気を得ていたようで、後に同社の作品にゲスト出演している。

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