【稼働開始日】 1996年
【発売元】 エイティング
【開発元】 ライジング
【ジャンル】 シューティングゲーム
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蒼穹紅蓮隊 オリジナル・サウンドトラック [ ゲームミュージック ]
蒼穹紅蓮隊 オリジナル・サウンドトラック/崎元仁[CD]【返品種別A】
概要 (説明は『Wikipedia』より)
残機制縦スクロールSTG。
ライジング開発、エイティング販売のSTG作品としては4作目。
キャッチコピーは「死角無し」。
「愚連隊」ではなく「紅蓮隊」。
海外版のタイトルは「Terra Diver」
N.A.L.S.(No blindspot All range Laser System:全方位照準固定システム)と銘打たれた広範囲ロックオンシステムが最大の特徴。
『レイフォース』(タイトー)の系譜とも言える作品で、システムや背景の手法に強い影響を受けつつ独自の進化を遂げている。
セガサターン互換のST-V基板を使用。
なお、ST-Vロムカセットのラベルには「Terra Diver」のタイトル名も記載されているが、言語設定を変える事は出来ない。
縦スクロールSTGとしては珍しく横長の画面をフルに使った構成になっており、さらに自機の位置に応じて画面が横にある程度スクロールする。
そのためか縦への強制スクロール速度は全体的に遅めになっている。
操作はショット・ボム・ウェブ切り替えの3ボタン。
ショットはセミオート(一回で数発発射)連射。
ショットボタンを長押しする事で機体前方または全域にワイヤーフレーム状のウェブを展開。
範囲内に入った敵を自動ロックオンし、ショットボタンを離す事でロックオンした敵に対して追尾攻撃を行なう。
ウェブ切り替えボタンを押す事で、ウェブを 範囲が広い拡散型 と 範囲は狭まるが威力が高くなる集中型 に切り替える事ができる。
敵のロックオン数によって入手スコアに倍率が掛かる様になっている。ロック数が3だと1倍、4で2倍…と増えていき、最高倍率はロック数8の6倍(機体により最大ロック数は異なる)。
しかし、逆にロックオン数が1・2だとスコアが基本点の1/2に減らされてしまう。
ボムはウェブ展開中だと範囲は小さいが多数発射される広域ボムに、ウェブを展開していないと前方に発射され効果時間も長い巨大な通常ボムに切り替わる。
広域ボムはロックオンの有無で性能が変化する。
敵をロックオンしていなければ広域ボムが自機の左上と右下から時計回りに敵の位置に関係なく発射、ロックしているとその敵目掛けて広域ボムが誘導される。つまり、実質的には計3種類のボムを使い分けることが可能。
本作はどちらかと言えばボムを多用するゲームバランスとなっている。
尚、ボムで敵を破壊すると入手スコアが基本点の1/4になる。
高低差の概念があり、高空・低空の敵にはショットが当たらないが、立体的に展開するウェブの範囲内に収めることでロックオン攻撃が可能。
同高度にいる小型の敵に接触するとミスになるが、中・大型の敵は押し戻されるだけでダメージを受けない。
自機は3種類から選択できる(PS版オリジナルモードのみ4種類)。それぞれ移動速度やショット、ウェブ範囲が異なる。
難易度は比較的高めだが、ボムの使い分け方を把握してしまえば一気に世界が広がる。
簡単にロックオンできて見た目も楽しいウェブ一辺倒でもそれなりに進められるため、初心者もゲームに入りやすい。
ウェブ操作とメインショットの使い分けを駆使する事でより戦略的な進め方が可能。
広域の敵を同時に捕捉し、一掃できるウェブレーザーは非常に強力・爽快だが、連続展開に時間がかかる(ものによっては発射から着弾までにも時間がかかる)、ロックオンできない対象があるなど万能ではない。
小さなザコや破壊可能敵ホーミングミサイルや遠くの敵などはメインショット、堅い敵や違う高度の敵などはウェブ、と使い分けると吉。
特に素早いザコをウェブで落とし損ねると懐に入られピンチになりやすいので、ショットで隙間を埋めることも重要になる。
2人同時プレイでは、お互いの機体との距離が横に広く離れると画面がズームアウトし、広く使う事が出来る上に自機が小さく見えるので、視覚と感覚的にも弾除けがしやすくなる。
2人同時プレイでもボムの所持数を制限される要素は無く、たくさん使えるし、ロックオンの撃ち漏らしを補い合うなど、お互いをサポートしながら進んでいける楽しさがある。
アイテムの取り合い譲り合いがそれほど重要ではないので、シューティングゲーム全般における2人同時プレイ独特のグダグダな足の引っ張り合いには比較的なりにくい。
重厚かつテンポの良い進行でゲームの空気に絶妙にマッチしたBGM・ポリゴンと2Dを融合させたハイセンスなグラフィック。
BGMは『タクティクスオウガ』、『ファイナルファンタジータクティクス』、『レイディアントシルバーガン』などで数々の名曲を手掛けている崎元仁氏、効果音はSTGファンにはお馴染みの「さんたるる」こと並木学氏という豪華なタッグ。
グラフィックだけでなく演出面も光っており、特に「戦車部隊を追って超高度から降下していく」という3面は、雲海から次々と現れる戦闘機群、雲海の切れ目から地上を走るボスを見下ろす場面、雲海を抜け地上に降りると現れる戦車部隊との高速スクロールによる戦闘、そして場面とシンクロした重厚なBGMなど、本作の見所として特に人気が高い。
「敵弾が見辛い」という3D描画の2Dシューにありがちな問題点がほとんど気にならないのもポイント。
緻密な設定のもとに繰り広げられる魅力的なハードSF世界。
近未来を舞台に日本の宇宙開発企業が私設部隊を以て業務を妨害するライバル企業やテロリストを実力排除する、という独自のストーリーを表現するため、様々な演出が光る。
その演出の数々がとても濃い。
デカデカと表示される明朝体の文字による登場演出があったり、よく分からないがスゴそうな肩書きと識別名を持っていたり、全てのボスが専用のBGMを持っていたりと、ボスの存在感が際立つ。
STGとして抑えるべき点は全て抑えてあり、キャッチコピーの「死角無し」の通り、死角の埋め方やボムの使い方を学ぶ事で一気にその世界に浸る事ができる。
やや詰めが甘い部分は見受けられるが全体的な完成度は高く、とっつきやすさや洗練された演出など随所に光る点が見られる。
だが、問題は本作がバトルガレッガの後だった事だった。
ガレッガのゲームバランスはある意味偶然の産物と言える極めて危ういギリギリのものだったが、アーケードSTGプレイヤーはそれと同等のSTGエクスタシーをライジングに要求し、当然そうはいかなかった。
エヴァやレイストームと時期が重なってしまったがために正当な評価を受けられず、続編も出せなかったことが非常に悔やまれる。
本作は悲劇の名作と呼ぶべきである。
明朝体によるテロップや敵機体等が当時人気であった『新世紀エヴァンゲリオン』に酷似しているとして、パクリ扱いされ散々な評価を受けていた。
●ストーリー
西暦2056年、生態系を取り巻く環境の悪化に伴い、人類は新たな居住地を求めて宇宙へと足を踏み出していた。
宇宙開発によって巨万の富を得た「企業」の影響力はときに国家をも凌ぐほどになり、こと火星開発に於いては「尽星」グループと「八福星間開発公司」の間で、どちらが主導権を得るかという争いが表面化しつつあった。
プレイヤーは(株)尽星の私設自衛部隊、通称「蒼穹紅蓮隊」の一員となり、危険な任務を遂行することとなる。
ある日、所属不明の巨大な巡洋艦が、本社が置かれている東京府大田区の都市部へ向けて大気圏外から降下中であるとの情報が、高高度プラットフォーム「慶絡」より入った。
「慶絡」からは直ちに邀撃(ようげき)部隊が発進したが、降下速度の差からインターセプトは失敗、同部隊の本社到達は巡洋艦の6分後と算出された。
蒼穹紅蓮隊は本社ビルより緊急発進、敵と思しき巡洋艦迎撃に向かう。
●機体
・S.O.Q-004「屠竜トリュウ」[SWORDFISH]
パイロット:八指多 薫 [KAOLU]
バランス型。
火力があり最も扱いやすい。
ただし最大ロック数が6と最少で、後方への攻撃手段が無い。
・S.O.Q-010「紫電シデン」[MACKEREL]
パイロット:朏 良太[CARD]
スピード型。
最大ロック数は中間の7。
スピードとウェブ範囲に優れる一方、攻撃力に難がある。
・S.O.Q-025「鵬牙ホウガ」[SCALLOP]
パイロット:国村 リカ[RUDY]
パワー型。
スピードが遅い代わりに最大ロック数が8と最大。
使いこなせれば面白いものの、非常に癖が強い機体。
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