【稼働開始日】 1999年9月24日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 音楽ゲーム
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筐体用コントロールパネル 1レバー6ボタン 板金のみ 筐体/レバー取付用ビス付属【AAP-B-1L6B】Panel for cabinet 1 joystick 6 buttons
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
コナミの音楽ゲーム人気が覚めやらぬ1999年、本編である『ポップンミュージック3』の後にリリースされたポップン界の新天地と呼べる存在。
何といっても従来のポップンとの違いは足で操作する事にある。
ポップンと同時期に登場し、社会現象をも巻き起こしたヒット作、ダンスダンスレボリューションと同等の操作性で、ポップンのような演奏するタイプのゲーム性を楽しめるというコンセプトの元に製作された。
しかし、スタッフの意欲的な意気込みとは裏腹に、難易度の高さが影響してユーザーにはほとんど相手にされずに、早々とゲーセンから消え去ってしまった。
基本は概ね本家ポップン及びシステム流用元のDDRを踏まえている。
上からポップ君が落ちてくる手ポップンとは違い、こちらは『Dance Dance Revolution』のようにポップ君が下から上に上昇していく。
手ポップンと同じくポップ君を踏むと音が鳴る。
ただしこちらはステップを踏む関係上、メロディよりもベース音やドラムなどが中心。
ゲーム開始時にフットスイッチ選択を行い、6パネルモード、すべてのスイッチを使用する10パネルモードのいずれかを選択する。
基本的に6パネルモードが1人用、10パネルモードが2人プレイ用となっている。
まず真っ先にプレイヤーが困惑する要素として、直感的に操作し辛い足パネルの配置にある。
大まかに言えば、×型に配置された5つのパネルが左右二つに存在する形(DDRの矢印パネルとは踏む場所が真逆)になるのだが、ゲーム中の画面は6パネルまたは10パネルのラインが平面に並んでおり(M字の配置を2つ分広げた感じ)、×型配置のパネルと平面配置の画面との直感性が極めて掴めにくく、何を操作しているのかも理解できない状態に陥りやすい。
操作性の煩雑さで難易度を引き上げている節が否めないが、純粋な難易度自体はむしろ控えめであり、操作の壁さえ乗り越えられれば意外な程楽にクリアできるようになってくる。
楽曲及びキャラクターは相変わらず好評。
本作に収録されている楽曲のジャンルは「ヨーデル」「ファンク」「カンフー」「80’sポップ」等、当時の本家ポップンシリーズではありそうで無かった楽曲群が揃っておりいずれも好評を得ている。
本作初登場のキャラクター及び楽曲で特に好評を得たのは「アニメヒロイン」。
同曲は魔女っ子アニメをモチーフとしたアニソン風味の曲で、曲名にもなっている担当キャラスペース★マコのテーマとして作られて(キャラ自身も魔女っ子ヒロインがモチーフ)おり、楽曲と連動したキャラクターによるシナジー効果も相まってシリーズ随一の人気を博すことになった。
着眼点は決して悪くなく、慣れるまでに非常に苦労させられるものの、ゲームそのものの出来は十分遊べる内容で熱狂的なファンも生んだ。
しかしながら、ライトユーザーにとってはあまりにも厳し過ぎるハードルの高さがプレイヤーを遠ざけてしまった感は否めず、取っ付き難さが災いして早々と下火になってしまい、シリーズ化されるまでには至らなかった。
システム元のDDRや本家のポップンシリーズ自体がまだ発売間もない時期だったため、難易度やシステムの面で練りこみきれなかったのだろう。
もう少しリリース時期が後であったならば各本家シリーズが洗練されていくなかで培ったノウハウを生かし、ライトユーザーが近づけるような間合いの広さを実現できるほどに作り込めていたかもしれないだけに惜しいものがある。
そういう意味では、世に出るのが早過ぎたと言えようか。
当時存在したコナミ直営店やそこから転換したアミュージアムが主な稼働場所であったため一般への出回りも芳しくなく、結果として、DDRとポップンという当時の時点で人気を集めていた機種の関連作ながらマイナーな立ち位置に収まることとなった。
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