【発売日】 1995年7月21日
【発売元】 フロム・ソフトウェア
【開発元】 フロム・ソフトウェア
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
フロム・ソフトウェアが発売したPlayStation用ロールプレイングゲームシリーズである。
基本的なシステムはIと変わらないが、ダンジョン構造がより複雑で立体的になり、広さも数倍になった。
水の流れや乗り物など動きのあるイベントも盛りこまれている。
「3部作最高傑作」とも謳われる。
ダンジョンが高さを意識した作りになっており、シリーズの中では落ちる恐怖感と楽しさを一番味わえる。
「高所から落下」は「即死」ではなく「高さに応じたダメージを受ける」である。
序盤は事実上即死と変わらないが、HPが増えれば飛び降りることのできる場所が増え、思わぬ場所に行けるようになる。
自由度を支える重要な要素の一つ。
マップの繋ぎ目に当たる部分に長い通路を配置する事で、通路を通っている間に次のマップを読み込む事によって、ロード画面無しでほぼシームレスに歩き回れるようになった。
この手法は次作でも使われている。
ただし不自然な長い通路を必ず歩かされないとエリア移動できないという点ではマイナスだが。
大型のモンスターが加入。
本作の性質上必ずしも倒す必要があるものばかりではないが、ザコモンスターとは一味違う戦闘ができる。
武器、防具の種類も大幅に増加。
由来のあるものもある。
単に武装が多彩になっただけではなく、世界観を印象付けるのに一役買っている。
他のシリーズと違い、魔法のレベルアップがアイテム(クリスタル)取得によって行われる。
アイテムを見つけない限り、いくら経験を積んでもレベルアップしない。
魔法の種類も大幅に増え、さらに派手にもなっている。
アイテムとなったものの、見つけ出すのは楽しみの一つとなった面もある。
ダンジョン内の場所や建物に、歴史を感じさせる由来があるものが多い。
その設定自体は、攻略やストーリーにあまり関係ないが、本作の世界観の奥行きを深めている。
前作では3D酔いや足の遅さが問題点として指摘されていたが、3D酔いは歩行効果のON/OFFで対応、足の遅さはダッシュ機能を加える事により、改善されている。
以降のシリーズで度々登場する「俺は太ってるから行かないけどね」は本作から登場。
新魔法「フラッシュ」の特性を利用して本来高過ぎて行けない場所に行く「フラッシュジャンプ」と呼ばれるやり込みもある。
序盤の初見殺し度は三作中トップ。
Iから7ヶ月と比較的短い期間で発売された続編ながら、基本システム以外のほとんどは新規に作り起されている。
Iから向上したグラフィックと、階層別ではなく文字通り立体的に繋がる複雑なマ ップは、探索を進める程に未知の島を冒険している感覚を深めてくれる。
ナイフ一本で始まるスタート地点の「どこに行って何をすればいいのか」すら判らない心細さは、本作の「圧倒的な自由度」と表裏であるとも言える。
続編ゆえか序盤の難度はやや高めだが、(ストーリーが大きく語られないこともあり)前作を知らずともプレイ自体に影響はない。
ダッシュや歩行効果OFFなど、遊び易く改良されたシステムもあ り、本作を最初に遊んでみるのも十分にありだろう。
●ストーリー
前作で魔境と化した王家の墓所から戻り、国を救ったジャン=アルフレッド=フォレスターは、やがて国王となる。
その国難を退けた原動力となったのが、墓所にあった聖剣ムーンライトソードであった。
聖剣は国宝として管理されていたが、いつの間にか奪われていたことが発覚する。
行方を調査した結果、メラナット島の教王と名乗る男が疑わしい事が分かった。
そしてジャンの友人であるアレフ=ガルーシャ=レグナスが、聖剣を取り戻すためにメラナット島に向かうのだった。
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