【発売日】 1995年12月8日
【発売元】 アートディンク
【開発元】 アートディンク
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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【中古】PSP カルネージハート エクサ
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
『A列車で行こうシリーズ』や『The ATLAS』シリーズでSLG製作に定評のあるアートディンクによるウォーSLG。
シリーズがパソコンからの移植であるのに対し、本作はプレイステーションオリジナルのタイトルである。
木星の衛星を舞台にした無人機動兵器「オーバー・キル・エンジン(OKE)」による陣地戦。
OKEを開発・設計・生産して敵OKEを排除しつつマップ上の基地を占領し、全ての基地を占領すればステージクリア。
資金と兵器開発状況が繰り越しになるキャンペーン形式でステージを攻略していく。
ゲームのメインはキャンペーン形式のシナリオモードであるが、シナリオモードで作成したOKEのデータを持ち寄って戦わせることのできる対戦モードもある。
PCゲームで古くから存在する「プログラミングゲーム」と呼ばれるジャンルをコンシューマーに持ち込んだ作品である。
このゲームの最大の特徴は、SLGで言うところのユニットを構成するOKEについて、「OKEの機体設計はもちろん、戦闘プログラムの設計もしなければならない」点にある。
ユニットの種類や装備品のカスタマイズはSLGとしては珍しくもない要素であるが、OKEはなんと戦闘時には手動で動かせず、OKEに搭載されたプログラムの通りにしか動かない。
そして戦闘プログラムの設計はプレイヤーの仕事である。
機体設計・プログラム設計はコンピュータ任せ(登場人物が組んだもの)にすることはできるが、基本的に実用とは程遠い弱さのため、強いプログラムや思い通りの動きが欲しかったら自分で頑張るしかない。
と、こう書くと非常にハードルが高いように思えるが、プログラム制作自体は小難しいコードなど一切ない。
本作のプログラム制作とは、端的に言えば「フローチャートをマス目に敷き詰めていく」作業である。
大雑把な流れとしては、攻撃・移動・索敵などの行動要素となるチップを貼り付け、処理の流れを作ることが本作のプログラム制作といえる。
分岐やカウンタもあり、ROMが許す限りではあるが複雑かつ柔軟な行動パターンの構築も可能である。
登場するOKEは4カテゴリに各3種類の合計12種。
OKEの構成は全て共通であり、12種を基本フレームとして、エンジン・メイン武装・サブ武装・中央処理装置・装甲・燃料タンク・オプション装備をそれぞれ設定する。
兵器や新型OKEの開発は各国軍需企業が行っているのだが、ここでも敵陣営ドラッケンとの競争がある。
BGMは通常5曲+戦闘1曲で、通常のものは5曲の中からプレイヤーが選択する形式。
ウォーSLGであるということに加え、プログラム設計が非常に難しいことから、プレイヤーを極端に選ぶゲームである。
不評点で多く文章を割いた通り、本作の一人プレイはただでさえ難しい設計をより困難なものにしている要素が多く、対戦相手や攻略本の開発者機体など、プログラムの出来によるOKEの魅力を体感できる環境が必要不可欠である。
だが、そうした環境によってひとたびその魅力に気付いてしまったが最後、プレイヤーは抗う術もなく徹夜でプログラム制作を強いられる事になるだろう。
当時のパソコン通信に本作のフォーラムがあったり、対戦大会が開かれたり、続く続作もまた熱心なファンが数多く存在する事が、良作たる所以を物語っているといえよう。
[game-1]カルネージハート(最新無料動画を楽しみましょう♪)