【発売日】 1996年1月26日
【発売元】 アスミック
【開発元】 ペガサス・ジャパン
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
アスミック・エースが発売した3Dフライトシューティングゲームシリーズの1作目。
基本的に、実在する軍用機を扱った作品で、これは後のシリーズ作品にも共通する。
過去に発売されていたエアダイバーシリーズとは別物だが、それで使用されていたシステムがいくつか引き続き採用されているのが特徴。
操作は現実の戦闘機のものを簡略化してゲームに反映させたもの。
上昇下降、旋回、ヨーイング、スロットル調整など。
旋回は2種類の操作から選択できる。
フライトシミュレーションのように、スロットル調整で速度を変更する。
武器はミサイルと機銃。
ミサイルには4種類存在する。
短射程のミサイルは長射程のものより多く搭載できる利点がある。
コクピットにはミサイルカメラが表示される。
本作ではミサイルの使い分け・振り分けが可能で、当時のフライトゲームにはない戦略性が生まれている。
これまでのフライトゲームでは基本的に対空対地両用のミサイルで戦うものが主流だった。
搭載量を重視して短射程のものを使うか、先制攻撃を重視して中射程のものを使うかなどをプレイヤーで判断できる。
一度に発射できるミサイルの数が4発と多い。
一般的なフライトゲームでは2発、またはロックするまで撃てないものが多い中で、本作のプレイヤー機の連射力は高いと言える。
耐久力の高い大型機や戦闘艦に連続でミサイルを撃ち込んで撃破すると爽快。
大変粗い3Dポリゴンモデル。
その粗さは『エースコンバット』以上に酷い。
ポリゴンが粗過ぎて非常に距離を把握しにくい。
低空飛行するとどの程度の高度で飛行しているのかも分からなくなる。
敵機との激突事故が頻発する。
ゲームスピードが遅い、機体の当たり判定が大きい、敵機が異常なまでにプレイヤーの近くを飛行している、ノーマル操作でも勝手に旋回するために回避が難しい、といったことが主な原因。
総合的に見て、凡作の域を出ない作品。
グラフィック・操作性・ボリュームなどを細かく見ても、特別優れているとは言い難い。
決定的なのが、1年前に登場したフライトゲーム史に残る傑作『エースコンバット』の存在であり、ほぼ全ての面で負けている。
優れている点と言えば、複数のミサイルを使用できるシステムで差別化を図れたことぐらいしかない。
本作を発売した時点で既に続編の制作を企画していたようで、本作の主な反省点は次作に活かされている。
●ストーリー
199X年、複数の国家の協力を得て強力な軍事力を持った国際的な犯罪組織が、野望を果たすために本格的に活動を開始した。
その空軍力は通常の国家レベルに到達しており、いまや安全な空の交通が脅かされている。
この凶悪な組織に対抗するため、国際的な協力のもとに秘密裏に創設されたのが空軍特殊部隊「SIDEWINDER」である。
各国から集められた歴戦のパイロットの諸君よ、すみやかに任務を達成せよ!
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