【発売日】 1996年2月16日
【発売元】 エポック社
【開発元】 酒田エス・エー・エス
【ジャンル】 アクションゲーム
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【中古】ドラえもん のび太と復活の星
【中古】ドラえもん のび太と復活の星
概要 (説明は『Wikipedia』より)
エポック社より1996年2月16日に発売されたPlayStation用のアクションゲーム。
PSで発売された最初のドラえもんゲーであり、後にSSでも発売された。
ドラえもんゲーとしては珍しいマルチタイトル。
ステージクリア型の横スクロールアクション。
ライフ+残機制。
当時あらゆるゲームがポリゴンを使った3Dゲームとして発売されており、本作も例に漏れず3DCGやムービーをふんだんに使っている。
ただし、ドラえもんたちのグラフィックはプリレンダである。
ゲームの特徴としてはステージに奥行きがある事で、手前や奥の足場へ飛び移ることができる。
『餓狼伝説』などのライン制を思い浮かべてもらえば分かりやすいだろう。
現在の足場より高い足場には飛び移れず、その場合は自動で元の足場に戻される。足場は最大で3ラインある。
各キャラクターは共通の武器となるひみつ道具4種と、それぞれのキャラ専用のもの、計5種を使うことが出来る。
共通の道具「空気砲」「スモールライト」「ショックガン」「アタールガン」は任意に切り替え可能。
専用のひみつ道具は、ドラえもんが「強力うちわ風神」、のび太が「名刀電光丸」、しずかちゃんが「ヒラリマント」、スネ夫が「ちく電スーツ」、ジャイアンが「クローンリキッドごくう」。
いずれも原作で登場したひみつ道具である。
時間経過でゲージが増加していき、黄色→青→赤とゲージの段階が変わるごとに威力と範囲が強化される。
一回使用すると再び一から溜めなおしになるが、ゲージが完全に空でも初期状態で連発することは可能。
ゲージの増加速度はキャラクターによって微妙に異なる。
設定どおり飛び道具を跳ね返せるヒラリマント、ちびジャイアン達が飛び出すクローンリキッド悟空など、演出はそれなりに凝っている。
名刀電光丸の使用モーションが、「映画ドラえもん のび太の大魔境」での使用シーンからとられている点も見逃せない。
ステージの合間には会話デモが挟まれ、特定の場面ではひみつ道具を選択でき、会話と次のステージが変化する。
例として、「砂漠を横断する鉄道に密航するか、海の下しかルートがない!」→「『スモールライト』か『とおりぬけフープ』で鉄道に忍び込もう!(砂漠MAPへ)」or「『テキオーとう』か『しんかいクリームとエラチューブ』で海底を泳いでいこう(海MAPへ)」等。
SFC時代のような広いフィールドを探索する要素はなく、ステージ分岐以外は一本道進行。
また、どのルートを通っても最終ステージは同じ。
デモパートはCD-ROMの容量を活かし、当時の声優陣によるフルボイスで進行する。
タイトル画面で流れる「ドラえもんのうた」もボーカル入りで流れる。
ちなみにそのまま放置すると「ドラえもんのうた」のカラオケが楽しめる。
他のBGMも総じて良曲。
ボス戦曲がなんと6曲もあり、ほとんどはクオリティの高いBGMである。
ただ、よりにもよってラストステージが地底面の使い回し。
良質なストーリー。
環境問題に訴える内容で多少説教臭いところはあるが、話自体は分かり易く、考えさせられる。
親子で楽しむにもちょうどよさそうな内容である。
「ゲストと心を通わせるのび太」「延々文句を言いつつも最後は腹をくくるスネ夫」「ここぞで男を見せるジャイアン」といった、いわゆる「劇場版ドラえもんのお約束」もしっかり押さえている。
左右に会話するキャラの顔グラフィックが出るADV形式で進行するのだが、この顔グラフィック部分がなかなか凝っている。
通常の顔グラフィックだけでなく、キャラの全身や上半身を映しながら状況を分かりやすく「絵」で見せてくれるため、プレイヤーの想像力を補って物語に入りこみやすくしてくれる。
この顔グラフィック部分のクオリティは申し分ない。
EDの会話しながら家に帰っていくのび太とドラえもんなど光る演出もある。
ストーリーや演出は見るべき部分もあるが、ゲーム部分が台無しにしてしまっている残念な例。
アクションゲームとして見ると粗ばかりであり、SFC時代のようなゲームを期待したプレイヤーをガッカリさせた。
●あらすじ
冬休み、ジャイアンの提案で「宇宙救命ボート」を使い惑星探検に出かけたいつもの5人は、ボートの機能で人間が住むことの出来る未知の惑星を発見する。
しかし、惑星に突入する直前でボートは何かに衝突し、そのまま墜落。
辛くも全員無事だったが、ボートは完全に故障してしまった。
ドラえもんがボートを修理している間、のび太たちは周囲の探索にでかけるが、そこで謎のロボットたちに襲われてしまう。
秘密道具を使って何とかそれを撃退したのび太たちだが、ドラえもんの所へ戻ってみるとそこにも見知らぬロボットがおり仰天。
だが、そのロボットには敵意は無かった。
「プレタン」と名乗るそのロボットはこの惑星の周囲にある巨大な宇宙ステーションを管理するロボットであり、その宇宙ステーションが現在未曽有の危機を迎えているのだという。
●登場人物
・ドラえもん(声優 : 大山のぶ代)
・のび太(声優 : 小原乃梨子)
・しずか(声優 : 野村道子)
・スネ夫(声優 : 肝付兼太)
・ジャイアン(声優 : たてかべ和也)
・プレタン(声優 : 亀井芳子)
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