No.371 | Nelson(ネルソン) | Nelson級 1番艦 戦艦 | 声優:野水伊織 | |||
艦船ステータス(初期値/最大値) | ||||||
耐久 | 火力 | 装甲 | 雷装 | 回避 | 対空 | 搭載 |
82 | 72 / 102 | 74 / 92 | 0 | 22 / 44 | 24 / 82 | 5 |
対潜 | 速力 | 索敵 | 射程 | 運 | 燃料 | 弾薬 |
0 | 低速 | 12 / 42 | 長 | 24 / 89 | 95 | 145 |
図鑑説明 | ||||||
余がNelson級戦艦一番艦、Nelsonだ。 そうだ、三連装主砲三基九門を全て艦前方に集中配置したこの独創的なデザイン、ビックセブンの一角として、そして我が本国艦隊の旗艦として存在感を放ったものだ。 何?この主砲配置には課題がある…だと? ブリティッシュジョークも休み休み言え。 今回だけは許してやろう。 |
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ヴァイスシュヴァルツ KC/S67-075 Nelson級戦艦1番艦 Nelson (RR ダブルレア) ブースターパック 艦隊これくしょん -艦これ- 5th Phase
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ゲームにおいて (説明はWikipedia』より)
2018年9月13日実装。
同年の初秋イベント「抜錨!連合艦隊、西へ!」最終海域の突破報酬艦。
Warspiteに次ぐ2隻目のイギリス戦艦にして、長門・陸奥・Coloradoと並ぶ「ビッグ7」の一角である。
16inch Mk.I三連装砲系列を装備することで火力+2、装甲+1の装備ボーナスがつく。
中でも16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284はポンポン砲と同時装備で対空カットインが使用可能な主砲。
補強増設を施せばポンポン砲はそこに収める事ができるため、装備構成を損なわずに対空カットインを使える利点がある。
特殊攻撃Nelson Touchという唯一無二の強みがある彼女を(高速化して)高速艦隊に組み込みやすくもなるため、補強増設を使用する価値はある。
ある条件から、T字不利に関連する史実に因んだ特殊能力が実装予定であることを運営から発表されていたが、2018年9月15日21:00より、【Nelson Touch】と呼ばれる専用の特殊攻撃が先行実験実装された。
その後、同じビッグセブン艦である長門と陸奥にも特殊攻撃が実装された。
また、期間限定海域突破報酬のColoradoにも艦娘実装と同時に特殊攻撃が実装されている。
【Nelson Touch】発動時は、Nelsonの専用グラフィックが表示されるようになる。
この専用グラフィックは夜戦カットインでも見る事ができる。
実装に先駆け、『コンプティーク』2018年10月号において腰周りのイラスト(残りの部分はシルエット)が公開。
改造すると時報が付く。
提督に作らせた料理に舌鼓を打ったり、長門と演習でいい汗を流したり。
そして日が落ちてからはずっと呑んでいる。
当然のようにやってきたPolaの他、2018年10月現在未実装のSheffieldにも酒を勧めているが、Ark Royalの絡み酒には参ってしまった様子。
[game-1]小ネタ (説明はWikipedia』より)
激烈な世界大戦によって国力を疲弊させたイギリスは、大量の余剰戦艦を抱え込んでいたためもあって更なる増強には否定的だった。
しかし極東では戦争特需の恩恵を受けた新興大国が大きく戦力を伸張させようとしていた。
ご存じ日本の八八艦隊と、アメリカのダニエルズ艦隊である。
参戦によってやや停滞していた両国の建艦は再びスパートをかけつつあり、太平洋に激烈な建艦競争が再開されていた。
極東にシンガポールや香港をはじめとした小さからざる権益を持つイギリスとしてもこれを座視するわけにはいかず、さしあたり戦艦・巡洋戦艦各4隻の新造が決定された。
大戦の戦訓をふんだんに盛り込まれた彼女らは、戦後第一世代の主役となるにふさわしい性能を与えられるはずだった。
結局ワシントン条約の締結によりキャンセルされたが、彼女らの設計・思想は後にネルソン級へと繋がる源流となったのである。
こうして、1922年度計画で2隻の戦艦が承認された。
N3型の次の戦艦として「O」3型の名が与えられたこれが、後のNelson級(1番艦Nelson、2番艦Rodney)である。
ちなみに「3」は三連装砲塔の「三」。
サー・ダインコートの最後の仕事となったNelson級の基本コンセプトは「G3型巡洋戦艦をワシントン条約の制限に適合させる」ものだった。
設計思想の根底は、バイタルパートの徹底的な縮小と、それによって浮いたリソース配分による攻防の強化である。
その結果取られたのが、有名な主砲前方集中配置である。
N3型では艦橋を挟んで三番砲塔は後方指向としたが、Nelsonはそこも割り切り、三砲塔全てを艦橋の前に集中し、前方指向とした。
後部の死角は上構の工夫で旋回範囲を広く取ることでできるだけなくすこととした。
攻防を突き詰めた結果、火力は世界初となる16インチ砲3連装3基9門を実現した。
コロラド級や長門型より砲門は1門多いが、砲塔を1基減らした事で船体の軽量化に成功し、以後の16インチ砲以上の戦艦は全て3連装になった程の影響を与えた。
徹底的な集中防御は、設計思想を従来から大きく変革させ、第一次大戦型構造からの脱却を果たした。簡単に言えば、「多重防御の廃止」である。
こうして完成したネルソンだが、軍縮条約の制限下での建造という事もあり色々と新機軸を導入して建造されたが、あまりにも先進的過ぎるコンセプトに技術が追い付かず、各所に課題を抱える戦艦となってしまっていた。
攻撃力に関しては、やはり主砲を甲板前面にのみ配置した事で後方への攻撃力不足がやり玉に挙がった。
これに関しては海戦では真後ろに射撃する機会はほどんど無い事。
主砲塔の射角をなるべく広くとり、船体も針路を少し斜めにする事て射界を確保し対処できるとされた。
防御に関しては、傾斜装甲の採用などで建造時の長門型、コロラド級を大きく上回る防御力を有していたが、バイタルパートを縮小しすぎてしまって防御範囲が狭くなっている。
ただしこの欠点は戦艦大和などを含めた傾斜装甲/集中防御採用艦にはある程度共通するものであった。
竣役後は本国艦隊の旗艦となるが、第二次世界大戦が始まるまでは実戦経験はなく、任務を帯びて出動する機会もないまま第二次世界大戦を迎えた。
シンガポール奪還を目指すイギリス海軍だったが、その前にセレタ―軍港に在泊する高雄と妙高が目障りだった。
そこでネルソンの支援の下掃海部隊が突入して2隻を沈める強行掃海作戦「リプリー作戦」が実施されるのだが、既に稼働できない状態だった高雄と妙高は出撃することなく、7月末に豆潜潜水艦「XE艇」による攻撃が実施され高雄が大破、ネルソンは会敵せぬまま作戦を終える。
そしてこれがネルソン最後の実戦となった。
7月29日にセイロン島に帰還したネルソンはそこで終戦の報を受ける事になる。
その後11月には本国艦隊旗艦に復帰するも、既に戦艦の時代ではなく、維持費もかさむことから翌1946年7月には練習戦艦、1947年には除籍となり、1949年に売却され解体となった。
ネルソンはロドニーと異なり敵主力艦と刃を交える事もなく、主要な海戦に参加する事もないまま一生を終えた。
しかし多くの船団護衛任務やトーチ作戦やオーバーロード作戦などの連合軍の反攻作戦に参加し艦砲射撃による支援という戦艦としては地味な任務をこなし続け、「縁の下の力持ち」として連合軍の勝利を支えた。
戦艦を殆ど活用せずに遊弋させ、劣勢になった終盤に半ばヤケクソの様に前線に投入した日本海軍とは異なり、航空母艦直掩や上陸作戦支援などで従事したアメリカ海軍の戦艦のように第二次世界大戦の全期間を通して当初の戦艦の目的とは外れてはいるが船団護衛や上陸作戦支援などで活躍し続けたネルソンらは、十分武勲を挙げたと言えるだろう。
[game-2]ネルソン 艦これ(最新無料動画を楽しみましょう♪)