【発売日】 1993年4月23日
【発売元】 セガ
【開発元】 セガ、オフィスアイ
【価格】 8,800円
【メディア】 CD-ROM
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
原因はよくわからないが世界中のメカというメカの機構が狂ってしまったので、元凶であるマザーコンピュータの元へ向かうというストーリーのクリックADV。
「画面に表示されるスイッチを押す」操作のみでゲームを進める。
企画原案の段階から「劇団ワハハ本舗」が大きく制作に関わっており、同劇団所属の芸人たちも声優としてスタッフに名を連ねている。
「がちょ~ん」の谷啓が音楽を担当している。
本作収録のSEはほとんどが声帯模写の生ボイスである。
SE吹き替えを担当したのはケント・フリック。
メガCDの性能と容量を活かした大量の音声と絵が用意されている。
評価点や問題点という形での線引きができない確信的バカゲー。
くだらない世界観、くだらないジョークを素直に「くだらない」と受け止められるか、「くだらなすぎる」と切って捨てるか。
正直クソゲーすれすれの存在と言える。
しかし作り自体はいたってマジメであり、適当な仕事をした結果こうなった訳ではない。
例えば50音表に対応した50個ものスイッチが配置されたステージを見れば、本作の本気ぶりはわかるだろう(もっとも、スイッチを押すと結局脱力する事に変わりはないが)。
こういったゆる路線全力投球の作品の存在が許されていたセガハードの土壌は、やはり特殊というか、ある種異様であったことを象徴するような一本である。
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