THE 功夫(PCエンジン)

【発売日】 1987年11月21日
【発売元】 ハドソン
【開発元】 ハドソン
【価格】 4,900円
【メディア】 2メガビットHuCARD
【ジャンル】 アクションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

PCエンジン初期本体発売から約1ヶ月後にてハドソンからリリースされた横アクションゲーム。

本体同時リリースの予定だったが、諸般の事情で発売日が延期された。

PCEの性能の凄さを見せ付ける為に作られたような存在で、当時の家庭用ゲームにおいて不動の存在だったファミコンの性能ではまず不可能と思われる巨大キャラを動かせる事を売りにしていた。

一人プレイ専用、全4ステージ構成×3周ループ。

原則として常に右方向の強制スクロールで進行するタイプのアクションで、(ブルース・リーそっくりな)カンフーの使い手である主人公を操作し、迫りくる敵や障害物を攻撃して倒したり、ジャンプなどでかわしたりして先に進み、各ステージにて待ち構えている3体(全部で12体)いる中ボスとボス全員を倒すのが目的となる。

ステージ4を除く各ステージをクリアすればボーナス画面となる。

ハード性能をアピールしているだけあって、当時としてはFCでは考えられない位に巨大キャラを動かせるインパクトは相当なものだった。

これだけキャラを大きく表示しているのにチラツキや処理落ちはほとんどなく、PCEというハードの凄さを見せ付けていた。

また、グラフィックも当時としては美麗でカンフーの雰囲気を十分に描けており、まさにカンフー映画そのものをゲーム化したような衝動だった。

その位にPCEというハードの性能は家庭用ゲーム機の常識を覆す程の存在といえた。

外観のインパクトは凄いが、実際プレイしてみるとその中身は「大味、バランス不安定、使い回し多し」という問題の多いゲームであり、当時のプレイヤーからも批判も多く、PCEというハードに貢献したとはとてもいえない存在である。

とはいえ、遊べない程ゲーム性が崩壊しているものではない。

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