【発売日】 1990年12月11日
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ノバ
【メディア】 2メガビットHuCARD
【ジャンル】 アクションシューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1988年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)からアーケードにてリリースされた斜め見下ろし型アクションシューティング。
童話「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をモチーフとしており、時計うさぎによって鏡の世界に導かれたアリスが、世界を支配する闇の女王を倒すべく、シャボン玉を噴き出す魔法のストローを手に9つの世界を冒険する。
当時のアーケードゲームとしては極めて珍しいと思われる、クォータービュー視点のステージ構造が特徴で、メルヘンな外観とは裏腹に、玄人ゲーマー好みの高い難易度を持つ。
アリスシリーズの童話をモチーフにしているだけあって、メルヘンで可愛らしい外観となっている。
世界観の雰囲気は非常に上手く表現されており、その辺の評価は非常に高かった模様。
各ステージは「おかしの国」「おもちゃの国」「そらの国」などのメルヘン節全開な構成となっており、そのステージよって様々な個性を持っていた。
主人公のアリス嬢は当時のナムコヒロインの中でも人気が高く、ワンダーモモ、ワルキューレと並ぶ、80年代のナムコット三大ヒロインとして(主に大きなお友達から)支持を得ていたらしい。
「可愛らしくメルヘンな外見に釣られてプレイしたら、そこは地獄という名の迷宮だった」…そんなゲームであろう。
少なくともライト感覚でプレイしようものなら、泣きをみるというべき存在だったように思える。
家庭用移植は当然といえば当然だが、マイナー寄りのハードでしか移植されなかった。
PCエンジンは、PCE版最大の特徴としてはクォータービューが廃止されトップビューになった事が挙げられる。
PCEのハードスペックの問題と、PCEコントローラーが斜め入力し辛いという理由で変更されたと言われている。
ゲーム自体もほとんどのステージが一新され、奇々怪界のようなトップビューの全方位アクションシューティングといった趣きになっているため、アレンジ移植と言うべきかも知れない。
制限時間とスコアが廃止され、マップ構成もAC版に比べて平易になっているため難易度は下がっている。
その反面、敵と接触した際の後方への弾き飛ばし距離がAC版よりも大きく、弾き飛ばし方もかなり勢いよくなっているため、それなりに死に易く、そこそこ難しい。
ステージ数自体はAC版と同じ全9ステージ。
ただし、一部を除いてほとんどのステージがPCE版のみの新規ステージに差し替えられており、原作には無かったフィールド上の仕掛けや新規の敵キャラも多く追加されている。
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