【発売日】 1990年12月14日
【発売元】 NECアベニュー
【開発元】 東亜プラン
【価格】 7,200円
【メディア】 4メガビットHuCARD
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1989年にタイトー発売、今は亡き東亜プラン製作にてリリースされた業務用縦スクロールシューティング。
東亜プラン製のシューティングとしては『タイガーヘリ』『スラップファイト』に次いで、敵がすべて地上型(戦車など)で構成されたゲームである。
自機は旧日本軍の名戦闘機「鍾馗」であるが、ストーリー自体に日本軍は登場せず、架空国同士の戦争が題材となっている。
ゲーム中の節々でボス級の大型戦車が登場するものの、ステージクリアの概念は存在せず、1周クリアまで休み無くゲームが続くという、実質1ステージ構成。
周回最後のボスを倒すと、1周クリアを示すメッセージが流れた後、そのまま次周回面が始まり、以降は残機が無くなるまでループプレイとなる。
地味だからつまんないなんて偏見を持つのは勿体無い一作といえるだろう。
地味は地味なりに良いところがある、そんな声が聞こえてきそうなシューティングである。
後の東亜プランはリリースした新作シューティングが難易度のインフレが激しくなったせいでプレイヤー離れを起こし、『BATSUGUN』のようなマイルド路線なシューティングで起死回生を試みるも、時すでに遅しで倒産してしまった事は承知の通り。
本作は高難易度に走り滅亡する事となる東亜がつかの間に見せた、数少ない良心なのかもしれない。
家庭用移植はメガドライブとPCエンジン2種の計3作品。
ややマイナーなハードでの移植なので、アーケード版同様に知名度が低いのが泣ける。
しかし東亜らしく、決して難易度が低いゲームではない。
もう少し敵の耐久力を下げるなり、ヘルパーの使用回数を増やすなりすれば、インカムも上がっていたのではないか。
PCエンジン版は業務用の雰囲気を出してはいるが、ハードスペックの関係上グラフィックは簡素化。
撃ちこみ点が無い、敵機の残骸が残らない、敵破壊時の効果音が別物などの相違点があり、移植度はそれなり。
MD版同様オプション機能を搭載、3段階の難易度設定と残機数設定が可能。
横画面でゲームが進行するが、Iボタンを入れながら電源投入で、縦画面モードになる。
PCE版のストーリーは業務用準拠となっている。
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