【稼働開始日】 1996年
【発売元】 セガ
【開発元】 セガ
【ジャンル】 レースゲーム
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【中古】(非常に良い)セガツーリングカーチャンピオンシップ
【中古】 セガツーリングカーチャンピオンシップ
概要 (説明は『Wikipedia』より)
『セガラリーチャンピオンシップ』や『スペースチャンネル5』を手がけた水口哲也氏プロデュースのアーケードレースゲーム。
当時、新たに社内に作られた「セガAM分室」が開発を担当している。
タイトルの通りツーリングカー(DTM、ドイツツーリングカー選手権)を題材としたゲームで、基板には有名な「MODEL2」が使用されている。
選べる車種は実在する4台。ミッションはAT・6速MTがある。
FR(後輪駆動)は不安定だがスピードは速い、4WD(四輪駆動)は若干遅いが安定性は良い、といった特徴がある。
コースはエクストラコースを含めて4種類。
あまりにも高い難易度。
まずこのゲームは、多少曲がったカーブでもハンドルさえ切ればクリア出来る…なんていう生半可なバランスでは無い。
きちんとしたコース取りをして運転しないと、車体がどんどんアウトに膨らんで行きあっけなくコースアウトしてしまう。
それに加えて実際のDTMツーリングカーのピーキーなエンジン特性を再現しているため、コーナリングで必要以上にハンドルを曲げてしまうとエンジンの回転数が落ちて速度がみるみる低下。馬鹿にならない程のタイムロスに繋がる。
具体的には、アクセルを離さずにハンドルを思いっきり曲げるだけでスピードが最大100km/h以上も減速する。
曲がろうとするだけでそんなに減速するレースゲームは他にあるだろうか?
その為、コーナーは基本的に最低限のハンドル操作で抜ける必要があり、ハンドル操作1つでもかなりの神経を使うことになる。
このような挙動のため、レースゲームの定番であるドリフトは不可能。グリップ走法に忠実なドライビングが要求される。
特に前輪をグリップさせながらハンドルを切るのが重要。
にもかかわらず爽快感重視ゲームのようには曲がらない操作が難しい車でいきなり300km/hオーバーを走らされ、初見のドライバーの心をへし折りにかかる。
またCOM車も本気で走ってくるうえ上位と下位の実力差はあまりなく、「ちょっと慣れてきた」なんて程度では普通にドベ。
そのため初心者には「もう1台抜きたい」というモチベーションすら簡単には湧かせやしない。
トドメとばかりに制限時間も容赦無しに非常に短い。
2コース目すらゴールできないことなんてザラである。
しかしこのとてつもないシビアさにハマるドライバーも一定数いたことは確かであり、どちらかと言えばマニア向けのようなゲームとなっていたのが実情である。
更に隠し要素で「エキスパートモード」が存在する。
自車の最高速が5㎞/h上昇する代わりにアンダーステア傾向が強くなる。
要するにただでさえ曲がらない車がさらに曲がりにくくなるのだ。
逆に難易度を下げるという救済的な方向性は無かったのだろうか…。
avexが提供するBGM曲は評価が高い。
折りしも本作が登場した90年代後半、小室哲也氏がプロデュース・作曲を手掛けたアーティストが次々に大ヒットし始めていたという時流にあり、当時最盛期だった音楽ジャンルを反映している。
水口氏曰く、「音楽はプロフェッショナルに頼んだ」とのこと。
一応テクノ系に関してはリッジレーサーの前例があるものの、当時の潮流に合わせてavex traxとのコラボレーションでリリースされたのは今作が初である。
このコラボのお陰か、後に本作と同チームが開発した『頭文字D ARCADE STAGE』シリーズでは、題材のアニメ版と同様のユーロビートを起用、何れも非常に高い評価を受ける事となった。
スピード感は抜群。
当時のセガのレースゲームの中でも最高のスピード感を誇る。
それを味わいながら的確なアクセルワーク・ハンドリングが要求されるため、非常に緊張感がある。
特に中速、低速コーナーからの立ち上がりでの暴力的な加速によるスピード感は他の作品ではなかなか味わえない。
ゲーム的な挙動ではあるが、本作独自の爽快感の高さに一役買っている。
インターネットとの連動企画。
OPデモでは画面上部にURLが記載されている。
そのサイト上でタイムスコアのランキングが掲載されていた。
タイムは申告制で、現在はアクセス不可。
本作が稼働開始していた96年当時は、ネットがまだダイヤルアップ回線であり普及が始まりつつあったという段階で、このような連動企画は本作が初と思われる。
車の操作性、COM車の速さ、時間制限どれを取っても異常に難易度が高いゲームバランスに仕上がっており、生半可な気持ちでシートに乗ったユーザーに牙を向いた事だろう。
一般的に他社と比べて難易度が高めであるセガ社製のレースゲームの中でも同じ年に稼動した『スカッドレース』と並んで屈指のマゾゲーとして認知されている。
アクセル全開のドリフトで曲がるような爽快感こそないものの、ゲームの出来や設定自体はしっかりしており、万人向けの調整がされやすいアーケード向けのレースゲームで本物のレーシングカーのシビアさが味わえる貴重な作品。
そのストイックさゆえ一定のプレイヤーたちから支持されたのは事実であり、一方で万人受けするレースゲームであったとは言い難い…そんなゲームである。
●車種
・アルファロメオ・155 V6TI (4WD)
・オペル・カリブラV6 (4WD)
・トヨタ・スープラGT (FR)
・AMG・メルセデス Cクラス (FR)
●コース
・Country circuit (第1戦)
急なコーナーが無いサーキット。
まずこのコースで予選が行われる。
・Grunwald circuit (第2戦)
1戦目よりやや複雑化したサーキット。
完全オリジナルであり、風景を楽しめるように作ったとのこと。
・Brick wall town (最終戦)
ヘルシンキに実在するコースをモデルとした市街地コース。
数々の直角コーナーやフルブレーキングが必要な最終コーナーが特徴。
・Urban circuit (エクストラ)
3コースでの合計タイムで優勝すると出現。
なおこのコースはタイムスコアに含まれない。
同じく市街地で曇天の中行われる。
コースが異常に狭く、壁にヒットせずに完走することすら困難を極める。
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