スリルドライブ(アーケードゲーム◆コナミ)

【稼働開始日】 1998年
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 レースゲーム

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筐体用コントロールパネル 1レバー6ボタン 板金のみ 筐体/レバー取付用ビス付属【AAP-B-1L6B】Panel for cabinet 1 joystick 6 buttons

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

1996年の『ミッドナイトラン』から始まったコナミの3Dポリゴンレースゲームの1つとして、1998年に1作目が発売された『スリルドライブ』。

「一般車両や歩行者だらけの公道や高速道路を、「交通事故」を起こさないようにハイスピードでひた走る」という、タイトル通りのスリリングな内容が最大の特徴であり、当然ながら筐体やレース開始前の表示には「 このゲームに登場する過激な表現は全てフィクションです。

実際の運転では絶対にマネをしないでください 」という警告がある。

基本ルールは一般的なレースゲーム同様、自分含め4台の車でレースを行い、制限時間内にゴールを目指す。

制限時間はチェックポイント通過である程度延長し、タイムアップになった場合はその時点でゲームオーバー。

公道を走る故、路上の一般車両や外壁に自車が衝突したり、ガードレールの無い崖や水場に落下してしまうと「事故」となり、強烈な悲鳴とともにそのシーンがリプレイされる。

リプレイは「警察24時」のような重い雰囲気で救急車のサイレンも鳴る。

なおリプレイ中も制限時間は減り続けてタイムロスとなるため、出来る限り事故を起こさずに走ることが重要となる。

内部的にはランクシステムが採用されており、ランク上昇と共に事故が発生しやすくなる(事故と判定される基準が厳しくなる)。

レース中のプレイヤーの行動は「運動神経」等の6項目で分析されており、リザルト画面で六角形のレーダーチャートとして表示、それを元に一言コメントやランク表記で運転テクニックが評価される。

コースはアメリカ・日本・ヨーロッパの中から選ぶ。

ゲーム中でコースの難易度は明記されていないが、原則としてヨーロッパが最も難しいとされる。

車両はレース用車両ではなく、実在する国内外の車を元ネタとした一般車両たちで構成されており、その点での外見的なリアリティもぬかりがない。

ハッチバック・セダン・クーペなどで構成された初中級者向けの『コンパクト』『スタンダード』、バス・トラックなどで構成された上級者向けの『ラージ』に大別される。

『コンパクト』は「ボディが小さめですり抜けが得意だが、対車両接触時に事故になりやすい」。

『スタンダード』は「『コンパクト』と『ラージ』の中間の性能」。

『ラージ』は「ボディが大きく、かつ壁接触時に事故になりやすいが、実は加速力と最高速が高いので、ゲーム上では隠し車種に次いで速い車種」という特徴がある。

レースゲームではあってないが如し、あっても自車だけが壊れる「クラッシュ」に留まっていた事故の概念を一新し、レースゲームに「自車と一般車との事故」という概念を持ち込んだ点が画期的。

非常に現実的な景観の車・コースに独特な重い雰囲気が合わさって、ゲーム上でのデメリットだけでなく「事故を起こしてはいけない」というプレイヤー自身のスリルを高めることに成功している。

レースゲームとしては普通にプレイできる為、タイムアタック、1位を目指すといったレースゲームにつきもののプレイはもちろんの事、事故、損害賠償金というシステムを生かし無事故プレイ・賠償金0円プレイといったチャレンジもできる。

また、ランキング画面には通常のゴール時間ランキングの他に損害賠償金のワーストランキングも存在している為、「どれだけ派手な事故を起こし損害賠償金を稼ぐか」といったプレイも可能。

特に仲間内でのプレイでは難易度の高さゆえうまく進むより事故が起き易いため、事故が起きると大いに盛り上がるだろう。

レースゲームに事故・賠償金というリアルな表現がスリルと同時に一種のシュールさも醸し出し、多様なプレイスタイルの実現もあって、ゲームセンターでの人気シリーズとなった。

単にゴールを目指す以外にも、1人ならストイックにタイムアタックや賠償金アタックをするもよし、多人数では事故を起こした様を笑うもよしとどちらも違った楽しさが味わえる。

稼働から年数が経ち、『1』『2』はほぼ絶滅、事実上の最終作の『3』も2010年代以降は現存数が急減しており、見つけたら是非1度はプレイして「スリル」を味わってみて欲しい。

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[game-1]

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