【稼働開始日】 2000年
【発売元】 カプコン
【開発元】 ライジング、エイティング
【ジャンル】 シューティングゲーム
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【中古】【非常に良い】疾風魔法大作戦
【中古】疾風魔法大作戦
概要 (説明は『Wikipedia』より)
『魔法大作戦』『疾風魔法大作戦』に続く、魔法大作戦シリーズ3作目の作品。
地底からの攻撃を仕掛けてきた地底ゴブリン達に多額の賞金が設定され、賞金稼ぎたちが戦いを挑むという設定の縦スクロールシューティングゲーム。
本作はカプコン外注作品群「カプコンパートナーシッププロジェクト」の一環として作成された。
カプコンの名基板CPSIIを使用した縦シューティングゲームである。
ライジング開発にもかかわらず、カプコンの隠しアイテム(ホルスタインやモビちゃん等)も登場。
8方向レバー+2ボタン(ショット、超魔法ボンバー)で操作。
全6面、1周エンド。(設定によっては2周エンドやエンドレスにもできる)
本作の特色はショットボタン押しっぱなしによるエレメンタルチャージ(属性変化兼「おたからゲージ」上昇)、エレメンタルバースト(溜め撃ち)の存在が挙げられる。
溜め撃ちで倒された敵は、その時の「おたからゲージ」によって価値の違う「おたから」(得点アイテム)を出す。
同種のアイテムを全て取得すると以後、取るアイテムの得点に倍率がかかるようになる。
アイテムの1カテゴリーをコンプリートすると、コンプリートを達成したカテゴリにより「攻撃力アップ」「移動速度アップ」「当たり判定」などの地味ながら莫大な恩恵が受けられる。
因みにゲームオーバー後、同社『D&D』のような取得したアイテムリストが出る。
総数は全108種類。
敵によって出るアイテムの種類は異なるので、アイテムコンプリートのためにはどこの敵がどの種類のアイテムを出すか把握する必要があり、さらにエレメンタルバーストのレベルをなるべく上げて雑魚を倒す必要がある(「敵を倒した瞬間の溜め撃ちレベル」によって出るお宝のレベルも決まるため、高いレベルで解放したほうが一度の溜め撃ちで出現させられるアイテムの種類を稼ぎ易い)。
ただし、溜め撃ちするとその時点でのレベルを少しの間保ち、急激にレベルが減衰していく性質があるため、闇雲に最大レベルで溜め撃ちしてもアイテムの種類は稼げない、というジレンマがある。
全ての自機と一部の敵には属性が設定されている。属性と聞くと『斑鳩』を思い出すが、開発・稼動はこちらの方が先である。
属性は赤の「クリムゾンファイア」という炎属性、青の氷属性「エメラルドアイス」の2種類。
「赤属性」と「青属性」は互いに相反し、異属性同士の場合は攻撃力と入手得点が2倍、同属性同士の場合は攻撃力と入手得点が1/2となる。
ゲームの難易度はかなり高い。
2面以降は、弾速や弾の量がぐっと厳しくなる。
それまでの魔法大作戦シリーズと違い、本作は彩京テイストを取り入れたようなデザイン性が見受けられるが、敵の特徴にもそれが顕著となって現れている。
全体的に中型機、ボス敵の耐久力がかなり高く、パワー型の呪術師「グリムレン」の溜め撃ち「スカルハーケン」でないととてもじゃないが倒しきれない。
5面ボス・ケルベライザーとラスボス・ガン=メンは特に弾の量も弾速度も尋常ではない。
同じ時期の『ドラゴンブレイズ』の2周目と比べてもひけをとらない極悪な攻撃の前に屈したシリーズファンは多い。
特にラスボス・ガン=メン最終形態における「シューティング史上最も楽しくない弾幕」と称される地味に避けさせる気ゼロな攻撃は必見。
近距離からの等間隔全方位超高速弾は、全一級シューターにすら残機押しとボム押しを強いる。
第三形態の広範囲弾幕が行ったり来たりする攻撃もかなりの曲者。
稼ぎと攻略を両立させたパターンの構築は熱いものがあり、評価されている。
ちなみにカンストは99,999,999点。
低性能のカルテでカンストを達成した猛者もおり、動画サイトから探して見てみれば、いかに綿密な稼ぎパターンが構築されているかが分かるだろう。
長らくカンストが出ていなかった「ソロバン」も、2020年7月19日の日本ハイスコア協会への申請においてカンスト達成された。
プレイヤーは有名シューターのClover-TAC氏。
初代『魔法大作戦』の本山淳弘が手がけたBGMは名曲揃い。
セルピュータレーベルからサントラCDが発売され、その後株式会社ウェーブマスターからシリーズ3作品をまとめたサントラが発売された。
ただし、SEの大半は直前作品『バトルバクレイド』の流用。本作にもマッチしたSEであるため問題はないのだが、ライジング内部のゴタゴタを感じずにはいられない部分だろう。
ドット絵もしっかり描き込まれており、1面の背景を歩き回る村人や敵兵など、芸の細かい演出は本作も健在。
プレイ中に見てる暇なんか無いのが残念。
本作は溜め撃ちによって敵から様々な種類の「おたから」(得点アイテム)を出して集めまくる、炎と氷の属性を切り替えて敵に効率よくダメージを与える等の新しい試みがなされた意欲作であった。
その一方で、上述の調整不足による取っつきの悪さや、色々変な方向に走りすぎて消化不良との声もあった。
本作は結果として魔法シリーズ最後の作品となってしまった。
同年リリースされた『ブレイブブレイド』『1944 THE LOOP MASTER』も難易度の高騰、とっつきの悪さが目立ち、本作同様初心者離れなどが原因となったSTGの衰退の流れに巻き込まれていった。
ライジングも2000年10月1日、エイティングに吸収合併され解散した。
そのエイティングも現在は業務用ゲーム部門から撤退し、現在は携帯電話用コンテンツの運営・アプリケーションの開発と家庭用ゲームの請負/受託開発に場を移している。
雑誌『アルカディア』の読者投稿コーナーでは、名指しで最も叩かれたゲームが本作である。
[game-1]グレート魔法大作戦(最新無料動画を楽しみましょう♪)