【発売日】 1999年8月28日
【発売元】 任天堂
【価格】 9,800円
【メディア】 32メガビットロムカセット
【ジャンル】 シミュレーションロールプレイングゲーム
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【中古】[3DS]ファイアーエムブレム Echoes(エコーズ) もうひとりの英雄王 通常版(20170420)
ファイアーエムブレム 風花雪月 通常版
概要 (説明は『Wikipedia』より)
『ファイアーエムブレム』シリーズの前作『聖戦の系譜』に登場した亡国の王子「リーフ」を主人公に据えたスピンオフ作品。
ストーリーは前作の外伝的な位置付けとされているが、細かい部分に違いが見られるため、パラレルストーリーであるとみなされる事もある。
FEシリーズの生みの親である加賀昭三氏がゲームデザイン・シナリオを務めた最後のFE作品である。
この作品に関しては加賀昭三が「滅びの美学」をテーマとして提唱している。
本作はニンテンドウパワー書き換え用ソフトとして発売された。
まず先行で特典つきのプリライト版(書き込み済みのロッピー用ROM)とDXパックが発売、その後ローソン店頭での書き換えサービスが開始された。
更にその後カセット版も発売された。
これは店頭販売用のSFCカセットソフトとしては最後のタイトルでもある。
システムは『紋章の謎』をベースに、前作で初登場したスキルシステムを搭載したもの。
従来のシリーズ作品では基本的に「拠点の制圧」がマップクリア条件だったが、本作ではそれ以外にも「所定の離脱ポイントまでユニットを移動させる」「一定ターンが経過するまで拠点を防衛する」といった特殊な勝利条件も登場した。
特に本作の離脱マップは、リーフが離脱した時点でクリアとなるがその時点で他のユニットがマップ上に残っていると全員捕虜として捕らえられその後使用不可になるという特殊な仕様がある。
特定のマップで条件を満たしてクリアすると「外伝」マップに進めるようになるシステムが初導入。
FEシリーズはもともと難易度が高いと言われることが多いが、本作はそのシリーズ中でも屈指の高難易度と名高い。
その手ごわさたるや、公式でも「シリーズ屈指の高難度」と謳われているほど。
広い屋外マップばかりだった『聖戦』から一転、本作のマップはいずれもシチュエーションが豊富で、攻略にはそれぞれ異なる戦略を求められる。
特殊なクリア条件・疲労システム・強力な状態異常杖などの要素により、ただ強いユニットを突っ込ませるだけでは簡単にクリアできないゲームデザインになっている。
ゼーベイアというキャラクターを仲間にする方法はFE史上でも最高峰の複雑な手順を要する高難易度である事が批判されやすい。
FEは取り返しの付かない要素、いわゆる「初見殺し」の多いシリーズであるが、本作のそれはシリーズ中でもなおのこと多く凶悪である。
異色の前作を含め、高難度の歴代シリーズ作品をこなしたファンですら最初は戸惑うほど独特のシステム、および極端なバランスと高い難易度は好みが分かれる。
ターン数を削る徹底攻略派にとっても、ランダム要素が多く偶然性が強く出る点は、1マップあたりの所要時間が長い事もあって気になるところである。
しかしマップ攻略の戦略性や、「捕える」を始めとしたプレイの自由度の高さはコアなシリーズファンを中心に高く評価されている。
FEシリーズ初プレイには不向きかもしれないが、シリーズ経験者の腕に覚えのあるプレイヤーであれば歯ごたえのあるプレイが楽しめるだろう。
現在ではVC配信もされており、SFCラストのソフトという立場故のレア性を気にする必要はない。
品行方正な王子様の多いシリーズだもの。
たまには暗い時代をたくましく生きる強盗団の長として戦場に挑むのも一興であろう。
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