魔動王グランゾート(PCエンジン)

【発売日】 1990年4月6日
【発売元】 ハドソン
【開発元】 ミュウテック
【価格】 6,500円
【メディア】 4メガビットHuCARD
【ジャンル】 アクションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

1990年にハドソンからPCエンジンにてリリースされたオリジナル横アクションゲーム。

総計5本しか発売されなかったスーパーグラフィックス専用ソフトのうちの1本であり、唯一のオリジナルアクションでもある。

1人プレイ専用、全7ステージ構成。

十字キーで主人公である魔動王の移動、ボタンは各自、攻撃ボタンとジャンプボタンに使用する他、RUNボタンでタイプチェンジを行う。

使用制限はなく、タイプによって攻撃と溜め技の性能が変わる。

場所に応じて各タイプを使い分けないとクリアは難しい。

グランゾート唯一のゲーム化であるところ。

当時の人気アニメだっただけに、ゲーム化が本作だけに留まっているのは意外である。

ただ当時人気が集中したのはラビという「うさ耳」少年であり、男児向けにはあまり人気があったとは言えない作品となってしまった。

キャラが大きめに描かれている影響で、周りの視野が確認し辛く突発的なダメージをもらいやすい。

ましてや、本作は原則一発ミスなので、初見にて連発事故死する可能性が極めて高いのがかなり厄介である。

さらには時間制限もあるので、あまりちんたらと行動するのも危険という板ばさみ状態(幸いにも制限時間は長めだが)。

キャラゲーな割にストーリー性などは特になく、ただステージをこなして軽いエンディングのみで終焉するという、媚びがほとんどない硬派なる作り。

アクションとしては格別悪い出来ではないものの、あまり芳しい出来ともいえない、SGソフトの中でも「凡」という言葉が一番似合っているゲームだと思われる。

前作にあたる『魔神英雄伝ワタル』に比べると大幅に難易度が上がっており、この点でも人を選ぶ要因となってしまっている。

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