紫炎龍(アーケードゲーム◆童)

【稼働開始日】 1997年
【発売元】 童
【開発元】 童
【ジャンル】 シューティングゲーム

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(山野草)シダ(羊歯)品種系イワヒバ 紫炎龍(シエンリュウ)2.5~3号(1ポット)古典園芸【HLS_DU】

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

後の『トリガーハート エグゼリカ』で一部シューターにとって有名になるメーカー、童がアーケードにてリリースした縦スクロールシューティング。

本作の4年前にアテナからリリースされた『大王 DAIOH』と非常に似通ったゲームデザインとなっている。

…というよりかはほぼリメイクと言っても良い。

メインショットの性能やアイテムの種類、各ステージの敵配置などに至るまで、『大王』と重なる点が大きく目立つ。

童というメーカーは『大王』のリリース元であるアテナからの独立組が立ち上げたメーカーであり、本作は『大王』の一部スタッフが開発に関わっている。

二人同時プレイ可能。

全8ステージ構成の2周END。

本作はレバーと2ボタン(メインショット・ボンバー)を使用する。

本作は『大王』同様にアイテム取得によるショットチェンジ方式を採用している。

専属のショットアイテムを取得すると、自機のショットとボムの性能が変化する。

各ステージごとのボーナス(1面なら10,000点、2面なら20,000点)に加え、「その時点でのボムの残数×5,000点」と「各ステージクリアまでに取得したスコアアイテム数×500点」が加算される。

『大王』を知っているプレイヤーからすれば新作という感じがあまりしない程で、悪くいえば大王のゲームデータとシステムを流用した使い回し作品といえる内容である。

難易度的にも『大王』譲りの厳しさ。

本作は自機がミスせずにパワーアップしていると難易度が段々と上昇していくランクゲーである。

この難易度の上がり方が幾分か急気味であり、早い段階から敵が殺しにかかってくる。

一人プレイにおけるボス戦はその場復活なのである程度のごり押しでクリアはできるが、ラスボスだけは戻り復活になるため一切それが効かない。

それ故にラスボス戦はパターンを覚えないと非常にクリアが困難である。

グラフィック・BGM周りの評価は高い。

「『大王』のコンパチ」のような扱いの本作だが、グラフィックとBGMに関しては完全に別物である。

当時の最新基板(ST-V)の性能を生かした拡大・縮小・回転機能を使った演出がなされ、敵が細かく動く様はなかなかかっこいい。

グラフィックの書き込みに関しても『大王』以上に繊細となっており、同時期のシューティングと比べても負けず劣らずな外観を誇っている。

やや地味寄りながらもゲームの雰囲気に合った熱いBGMの評価も高い。

良くも悪くも、事実上の「『大王』のリメイク」、これに尽きるだろう。

奇しくも童は本作とほぼ同時期にACで縦STGである『閃激ストライカー』(1997年・カネコ。使用基板はカネコ・スーパノバシステム)を開発・稼働させており、爆発パターンや一部のシステムフォントなどは本作とそっくりだったりする。

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